4年間で観た映画の話
2015年
1回生の春に受けた授業で映画の世界に出会い、その年の夏休みをきっかけに、とにかくたくさんの映画を見るようになった。
インスタで記録をつけ始め、同時にノートに手書きで感想を書くようになった。
記録を見た限りでは2015年に観た映画は30本。
2016年
2回生になった。あいも変わらず大学生活はひたすら退屈だったので、ツタヤと映画館に足しげく通う。
この年に観た映画は262本。
ノートに内訳が書いてあって、映画館では52本、DVDやBSなどでは210本だったそう。
2017年
3回生になった。大学生活はやはり退屈でひたすら映画を観るのみ。
この年の始めに韓国映画と出会い、さらに映画の世界が広がる。
トロント国際映画祭へ行った。
夢が叶った嬉しさでトロントの街中で1人泣いた。
この1年では191本観たらしい。
映画館では83本、それ以外で108本。
2018年
4回生になった。サッカーのW杯の年で、朝3時から始まる試合を見たり、したくないことをしなければならない年でもあったので、鑑賞本数が減った。
10月に釜山国際映画祭へ行った。
時間さえあれば、毎年来たいと思う映画祭だった。
2018年は154本。
内訳、映画館では96本、それ以外で58本。
2019年
これを書いている今日は卒業式である。
この3ヶ月で見た映画は26本。
大学4年間で観た映画を合計すると、663本。
大学で何の楽しさも見つけられず、ただ毎日が辛かった。
ふとしたきっかけで映画を見始めた頃の私はこの数字を、この4年間で映画を通して得た経験を想像もできないだろう。
この出会いをたぶん一生忘れないと思う。
大学生活には何の思い入れもないけれど、この大学であの授業を受けられたことはただひたすら感謝するのみである。
これからもたくさん映画見るぞ!