風立ちぬ
「風立ちぬ」を初めてちゃんと見たらびしょびしょに泣いた話。
飛行機を作るザ・男な作りを想像しており、こんなにストレートな恋愛が出てくる映画だと思ってなかったのでそのギャップにやられたのかも。
前にテレビで放送してたときは、なぜか苦手だなと感じて序盤でリタイアした。
ところが急にちゃんと見てみたくなったのでツタヤへ。
そういえば前に見るのをやめたときは、地震の場面の音が苦手だったんだなぁと気付く。確か人の声を当ててるんだっけ。心がざわついてしまう。
賛否両論あるらしいが、私はとにかく二郎と菜穂子が大好きになった。2人のやり取りの場面がどれも抜群に美しい。
菜穂子の具合が悪くなって、二郎が庭からやってきてベッドで抱き合うシーン。お互いに対する愛おしさが全面的に出ていたね。
この場面の二郎が言う「きれいだよ 大好きだ」の真っ直ぐな言葉にやられます。
・病院を出てきた菜穂子が二郎と駅で再会するところ。
・結婚の場面の尊さ。
・「美しいところだけ、好きな人に見てもらったのね。」
限られた時間の中でお互いを思う2人の描写と、その後の展開を考えてしまうともうだめだった。びしょびしょ泣いてしまった。
なんで自分でもこんなに泣いてるのか分からないほど泣いた。
また落ち着いたらちゃんと整理しよう…