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偉いよ era it

 

YouTubeで流れてきた「era it 」のMV。

ギュッと心臓掴まれて無事死亡。

 

dodoの「im」、

俺は君が好き だって俺は君が好き

が好きすぎて国歌にしてくれよと常々思っていたところに、これだもの。

 

 

いまの職場が絶賛存続の危機で、休みもかなり増えたけど、そんな状況の人間の心にも響くこのリリック。

 

振り返ってみれば、去年の冬頃は仕事もしんどかったし、もしそのタイミングでこの曲がリリースされてたら涙枯れるまで泣いただろうなと思う。何もしてない今でも泣きそうになるし。

 

 

やんちゃな感じの日本語ラップも好きだけど、dodoの素朴で優しい表現も大好きだな。

 

同世代やべ〜と思いながらまた聴いてたら本当に泣きそうになってきたので止めた。

 

 

太陽と乙女

森見登美彦の「太陽と乙女」を読んで、そう言えば自分も昔せっせと日記をつけてたことを思い出した。

 

高校生の頃から手帳に毎日のどうでもいいことを書き続けて、大学進学から卒業までの間に徐々に書くペースが落ちて今はもう書いていない。

 

その頃の手帳兼日記帳は6冊くらいがまだ手元に残っている。ふと思い出した時や掃除かなんかのついででぱらっと見返すと「部活やめたい」とか、「部活たのしい」とか、「ゼミおもしろくない」とかが書いてあったりする。

 

もう何年も前のことなのに、自分の字で書いてある2.3行を読み返すと、その1日のその瞬間をはっきりと思い出すことができて、これは一種の魔法だなとさえ思う。

 

まあ一切記憶にないこともたくさん書いていて、恥ずかしくなることもある。けれども昔の自分がこうして書き記しておかなければ、記憶の片隅にもいられなかった日々の出来事が確かにあったんだなぁ、と感慨深くなったりならなかったり。

 

これを機に日記、また再開しようかなぁ。

 

my hair is good

 

2日後に人と会う約束ができた。

伸びきった髪をどうにかせねば。

 

いつもの担当の人の予約が取れなかったので、思い切ってずっと気になっていた人に頼むことにした。

 

自分にとっては美容院ってかなり気を使う場所で、行き慣れたところでも前日から憂鬱になってしまう。別に何も気にしなければいいのに、なぜかそうはいかずいつも勝手に病んでいる。

新しい美容院で新しい担当の人なんてもう本当に嫌で、サイトで予約を入れた瞬間からお腹が痛かった。

 

いざ当日。

 

美容院でこんなに満足したの初めてだなとちょっと感動するほど色々良かった。

最初のカウンセリングの時点で、10言わずとも自分のイメージが伝わることが嬉しかったし、仕上がりも100点満点。今までの美容院では「まあこんなもんかなぁ」と自然に妥協してたんだなって思うほど。

 

美容師さんと喋ること自体がけっこうしんどいんだけど、絶妙に距離の詰め方がうまくて話しやすかったとかもポイント高いよね。

 

1回きりのつもりだったんだけど確実にリピートしちゃうな…。

 

自粛の延長みたいな生活してると、つい最低限の身だしなみで良いかってなってたのが、やっぱりちゃんとするとテンション上がるのでこういうのも大事なんだなぁって感じたり。

 

 

 

 

歌詞①

待ち合わせしてるんだけど一向に連絡がつかないので、諦めて広場みたいなところで藤井風のアルバムを永遠聴いている。

 

普段音楽を聴く時に歌詞なんかほとんど気にしないんだけど、藤井風の場合、歌詞がすごく聞き取りやすいので自然と頭に入ってくる。

 

音楽しか聴かない時間ってすごく久々な気がする。ちなみに藤井風のアルバムの中で1番気に入ってるのはやっぱり「優しさ」。

6部

 

約1ヶ月かけてジョジョのアニメを5部まで完走した。とにかく面白くて、見終わったあとなぜか喪失感が半端なかった。

 

ので、意を決して漫画を集めることに!

調べてみたら今の時点で127冊?出ていて、約6万円ちょっと。最終的には全部集めるんだろうに、まあ今は収納場所もないしとりあえず6部から買うか〜、と思ってたのに。

 

5部があまりにも忘れられなかったのか、いつの間にか5部と6部が揃っていた。

意志の弱さと計画性の無さが現れてるな。

 

 

ところで6部、まだ1巡しかしてないけど凄すぎてびっくりした。漫画なのに映画を見てる感覚。話が壮大すぎて予算が潤沢なハリウッド超大作かと思った。

 

凄く失礼だなと思うけど最初、アニメから入った組としては、漫画の絵だとスタンドの動きが想像しづらくてバトルシーンも分かりにくかったりで、慣れるのに苦労したのが本音。

(慣れると全然そんなことない、お前の想像力の不十分さのせいなんだよ)

 

それがもう、漫画であんな展開とラストを描けるんだから本当に荒木先生……

 

特に印象的だったのはやっぱりウェザーリポートの過去と最後の数ページかな。

いまだかつて漫画でこんな感情抱いたことあったかねというくらい衝撃を受けた。

 

本編とは別に6部最後の17巻にある作者コメントも印象的だったな。あれを読むと6部のあのラストは運命で必然だったんだなと大いに納得する。

 

 

ジョジョのシリーズは追っていくごとに前の部を上回っていく面白さがあるのと同時に、前の部に対しても必然的に愛が増していくようになる。すごいね。引力、即ち愛!!!

 

あとこれは6部に限らずシリーズを通しての話で、具体的に何がと言われると難しいけど、感覚でところどころ映画っぽいなと感じるのはやっぱり荒木先生がたくさん映画見る人だからなのかなぁとも思ったり。

ジョジョ完結するまでに自分の言葉でこの感じたことを表現できるようになりたいな。

 

次は7部!

 

 

風立ちぬ

風立ちぬ」を初めてちゃんと見たらびしょびしょに泣いた話。

 

飛行機を作るザ・男な作りを想像しており、こんなにストレートな恋愛が出てくる映画だと思ってなかったのでそのギャップにやられたのかも。

 

 

前にテレビで放送してたときは、なぜか苦手だなと感じて序盤でリタイアした。

ところが急にちゃんと見てみたくなったのでツタヤへ。

 

そういえば前に見るのをやめたときは、地震の場面の音が苦手だったんだなぁと気付く。確か人の声を当ててるんだっけ。心がざわついてしまう。

 

賛否両論あるらしいが、私はとにかく二郎と菜穂子が大好きになった。2人のやり取りの場面がどれも抜群に美しい。

 

菜穂子の具合が悪くなって、二郎が庭からやってきてベッドで抱き合うシーン。お互いに対する愛おしさが全面的に出ていたね。

この場面の二郎が言う「きれいだよ 大好きだ」の真っ直ぐな言葉にやられます。

 

・病院を出てきた菜穂子が二郎と駅で再会するところ。

・結婚の場面の尊さ。

・「美しいところだけ、好きな人に見てもらったのね。」

 

限られた時間の中でお互いを思う2人の描写と、その後の展開を考えてしまうともうだめだった。びしょびしょ泣いてしまった。

なんで自分でもこんなに泣いてるのか分からないほど泣いた。

 

また落ち着いたらちゃんと整理しよう…