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太陽と乙女

森見登美彦の「太陽と乙女」を読んで、そう言えば自分も昔せっせと日記をつけてたことを思い出した。

 

高校生の頃から手帳に毎日のどうでもいいことを書き続けて、大学進学から卒業までの間に徐々に書くペースが落ちて今はもう書いていない。

 

その頃の手帳兼日記帳は6冊くらいがまだ手元に残っている。ふと思い出した時や掃除かなんかのついででぱらっと見返すと「部活やめたい」とか、「部活たのしい」とか、「ゼミおもしろくない」とかが書いてあったりする。

 

もう何年も前のことなのに、自分の字で書いてある2.3行を読み返すと、その1日のその瞬間をはっきりと思い出すことができて、これは一種の魔法だなとさえ思う。

 

まあ一切記憶にないこともたくさん書いていて、恥ずかしくなることもある。けれども昔の自分がこうして書き記しておかなければ、記憶の片隅にもいられなかった日々の出来事が確かにあったんだなぁ、と感慨深くなったりならなかったり。

 

これを機に日記、また再開しようかなぁ。